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まぎれもなく、僕の日常。

アイドルヲタクと介護とオナベ。

《読書録No.2》少女ー湊かなえ著ー

読書録です。

 

今回読んだのは、湊かなえさんの《少女》という作品です。

湊かなえさんといえば、ミステリー小説作家として有名な方で、作品もたくさんあり、映画化されている物もあります。松たかこさん主演の《告白》という映画は、当時大きな話題となり、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

以前、告白という小説も読んだことがあり、その他にも《Nのために》や《夜行観覧車》も読みましたが、どれも一気に読んでしまうほど、内容に引き込まれてしまい、予想できない結末や、複線の回収で点と点が一気に線になる感じは読んでいて難しいと思いますが、気持ちよさもありなんとも不思議な感覚に陥ってしまいます。

 

そんな湊かなえさんの作品の中でも、一番の人気作!と言われているのが今回読んだ《少女》という作品。こちらも映画化されていましたね。

僕も映画を先に見てしまったため、小説は初めて読みましたが、何度味わっても不思議な感覚になる小説でした。

 

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―あらすじ―

「ねぇ、あんたたち、死体を見つけたことがある?」

幼馴染の主人公、由紀と敦子。ある日東京から転校してきた紫織からこんな話を聞かされる。紫織はまるで自慢するかのように、友人の死を語ってくる。そんな話を聞いた二人はそれぞれ同じ感情を抱く。「私も、人が死ぬところを見てみたい。」

お互いに心のうちは明かさず、どうすれば人が死ぬ瞬間を見れるかと考え、それぞれが出した答えとその行動。そこから不思議と絡まり始める人間関係。二人は、人の死を目撃するのか。そして、最後につながる衝撃の運命とは?

 

 

ー感想ー(ネタバレあり)

 

最期の遺書を読んで、序章は誰が話していたかがわかりました。

誰も、自分の手で誰かを殺すことがない話なのに、人の死と生きてる人たちの人間関係が絡まり愛読者はその紐が解かれていくのを気付かずに読み進めていくというのがとても気持ちよくて最後の遺書を読んだ後にもう一度部分的に読み返し、最後にもう一回初めから読んでしまう、中毒性のある小説です。

あ。さっき、誰かが自分の手で誰かを殺すことはないって言ったけど、殺そうとする人はいました。二人。一人は昴くん。もう一人は、、、読んだことのある人にも引っかかっていた人がいたんじゃないかなと思いますが、由紀のおばあちゃんの教え子の藤岡さん。作中でも「もしかしたらこうなることを予測して・・・」とありましたが、たぶん老人に餅を差し入れたってことは、そうなんじゃないかなって僕は思います。

まあ、二人とも死ななかったけどね。

 

もしこの感想を読んで、読みたくなった方がいたらぜひ、本屋さん、もしくはインターネットで購入してみてください!!

 

それじゃ!