まぎれもなく、僕の日常。

アイドルヲタクと介護とオナベ。

完全自己満足ですが、小説書いたりしています。

こんばんわ、最近自分の好きになる人のタイプを把握してきた男、佐藤です。

 

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転職してもうすぐ一か月。この生活リズムにも慣れ、自由な時間も増えたりストレス因子が減って穏やかな生活になったりと、充実した生活を送れていると思います。ありがたいことです。

そんな生活ができるようになったので、パソコンを開き、文字を打つ仕事や趣味を存分に楽しんでいる毎日を送っています。その中で自分の自己満足で小説を書いていたりします。思いついた設定や、曲を聞いてイメージした物語を文章にして、一人で読んでニヤニヤしています。

最近曲からイメージして書いたものといえば Bump of chickenさんの「車輪の唄」とか、乃木坂46さんの「君の名は希望」など、完全自分の趣味寄りのものばかり作っています。

 

そこで、興味はないと思いますが「君の名は希望」をモチーフに書いた小説の一部分を載せてみようと思います。興味のない方は飛ばしてください。

 

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僕は自分が嫌いだ。協調性もなければ社交性もなく、小学生の頃からクラスでは少し浮いた存在として扱われていた。腫れ物に触るような態度で接してくる大人も、クラスメイトも、最初のうちは嫌いと思っていたが、今ではもうどうでもよくなっていた。

 

僕は周りとは違う。「個性」というカテゴリーには収まらない障害を持っている。「性同一性障害」という言葉を知っているだろうか。生まれたときの身体の性別と、自身が思う性別が一致しないもの。原因は不明。僕は体は女性だが、今の今まで、自分を一度も女性と思ったことがない。なのに周りの大人は年を重ねるごとに、僕に女性性を押し付けてくるようになった。僕は必死で抵抗したが、初潮を迎えたときにその抵抗も無駄なものだと気付いた。それでも自分を女性扱いする人たちを避けながら生きてきた結果、周りとは馴染むことができなかった。

現在の法律では戸籍変更もできるが、医療面でのハードルが高く、今の状況じゃとても親に治療したいとは言い出せない。せめてもの抵抗として、僕は決まった制服のないこの学校を選んだ。

クラスでは委員会や部活にも入らず、友達も一人もいない。ただ登校して授業を受けて、帰るだけの毎日。それでよかった。君の存在を知ることになる、あの日までは。

 

 

3年になり、いよいよ進路指導も本格的に始まった。女性でもない、男性にもなれない、それ以前に社会性のない僕はいったい何になればいいのか。ぼんやりと考えながらいつものように自転車に乗って帰ろうとしていた。6月中旬、梅雨もまだ明けきらない時期だった。

「すみませーん」と、声をかけられた気がした。が、すぐに気のせいだと思いなおした。この学校で僕に話しかけてくる人なんていないから。そう思いつつ足元に目をやると、薄汚れたテニスボールが転がってきた。ふと視線を上げるとジャージを着た女子がこっちを見て立っていた。(あの子のなんだ。)と、そのボールを拾い上げ、駆け寄ってきたその子に手渡した。

「ありがとうございます!」「えーっと・・何年生ですか?」「もう帰るんですか?部活は?」こちらが何も答えていないのにどんどんと話を進めていく彼女にやや圧倒され、僕は黙ってしまった。というより、女性らしいこの声を聞かれるのが嫌でしゃべれなかった。その様子に気を使ってか、彼女も話を止め「ありがとうございました!すみません、急に!」そう言って走り去っていった。

僕はその数分の出来事を自分の中で処理しきれないまま、家路についた。

 

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的なものを描いています。セクシュアルマイノリティの話とか、生涯や疾病の話なども混ぜ込んだお話にしたいなっていうのが軸にあるので、大体いつもこんな感じのものを書いています。

 

ちなみに曲でいえばまだAメロにいるので、この話は長いです。(笑)

 

 

もし続いを気にしてくださる奇特な方がいましたら是非コメントください。どっかで書きますので。

 

それじゃ!