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まぎれもなく、僕の日常。

アイドルヲタクと介護とオナベ。

障害者施設殺人事件。

こんにちは。
今日は仕事が休みでした。
部屋を掃除して洗濯をして
髪を切りに行ってこれから出かけます。

これは、僕の日常です。

きっと、被害に遭われた方も
そんな日常を送っていたのでしょう。

朝起きて、ご飯を食べ
施設の職員と笑いながら、
明日のことを話していたかもしれない。
この時期だから納涼祭のこととか
話していたかもしれない。

そんな人たちの《明日》は
一人の男によって奪われたのです。


障害者なんていなくなればいい。と
そう供述しているそうですね。

障害者なんていなくなればいい、なんて
彼が決めることではないし
それを実行した彼は、
多分命で罪を償うことになるでしょうが、
何が彼をそこまで追い詰めたのでしょう。

ニュースでは当日の夜勤者が8人と報道されていました。
150人の入居者に対し8人です。
しかもその150人の中には
自分で動けない人もいるでしょうし
見えない何かと戦っている人もいるでしょう
感情のコントロールができずに
人を殴って、蹴って傷つけてしまう人もいるでしょう。僕はそんな人を何人も見てきましたし
僕自身、殴られ、蹴られ、噛み付かれたこともあります。
病気だから仕方ない、そんな風に割り切れない時もありました。

それでも僕は人を殺さなかった。

それが、多くの介護者と彼の違いです。



幾つかの報道では
彼が統合失調症だとか精神障害だとか
そんな記事も見かけました。

でも、違うんです。
これは、統合失調症の人が起こした事件でも
精神障害者が起こした事件でもなく、
植松容疑者という一人の男が起こした事件です。それを忘れないでほしい。

統合失調症だからといって、
介護従事者だからといって、
みんながみんなこんな事件を起こすわけじゃない。
だから、利用者の皆さんには
職員のことを信じてほしいと思うし
僕らも利用者さんに安心してもらえる環境を作り続けなければならないと思っています。


ただ、そのすぐ隣には
ハードすぎる職場環境の中で
誰にも助けを求められずに
心身ともに病んでしまう人がいるんです。

この環境を、国が、行政が変えられないなら
誰かが変えようと声を上げ続けなければ
また同じような事件が起きると思います。

だから僕はUbdobeの岡さんをはじめ
いろいろな人と出会えたことが
希望になったし
Startline. netの仲間と活動できることが
いつか誰かの希望になればいいなと思うし
声を上げ続けようと思うんです。


自己犠牲の上に福祉は成り立たないんです。
支える人が潰れたら、支えられている人も
潰れてしまう、そんなのはもうみんなわかっていることでしょ?


死者の数で言えば戦後最大の殺人事件。
そんなことが、まさか福祉の現場で起こるなんて誰が想像したでしょうか。

もう二度とこんなことが起こらないよう
僕は僕の身の回りの
介護従事者から、
豊かさを広めていこうと思います。