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まぎれもなく、僕の日常。

アイドルヲタクと介護とオナベ。

性同一性障害、僕がカミングアウトをし続ける理由は。

こんばんわー!
佐藤悠祐(@sln_tokyo )です!!

さて、先日のブログでもお話ししました、
Out IN JAPANの趣旨にもありますが
カミングアウトというのは一つの
壁になっているように感じます。

自己開示をするのは誰でも躊躇してしまうことがあると思いますが、なぜセクシュアルマイノリティ当事者がここまでカミングアウトに壁を感じるのか、そして、なぜ僕が様々なところでカミングアウトを続けているのかをお話ししたいと思います。




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気持ち悪いって言われて続けた
僕じゃない僕。
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僕は小学生の頃から自分の性のアイデンティティに違和感を感じるようになっていました。

なぜスカートを履かなければならないのか。
なぜ髪を結ばなければならないのか。
なぜ女のコらしくしなければならないのか。
そんなことをずっと心の隅に抱えながら
暮らしてきました。


そんな“モヤモヤ期”に僕の目に入ってきたのは、テレビに出ているおネェタレントの人たち。そこに飛び交う「気持ち悪いよね」という誹謗中傷。
僕に対する言葉じゃないのはわかっているのに
ボクのことを言っているようで
当時はとても辛かったのを覚えています。

もちろん、それを言ったのは親でも友達でもない人たちでしたが、
『きっとみんな同じこと思っている』と
誰のことも信用できなくなったり、自分のことを否定するようにもなりました。
この頃から徐々にアイデンティティクライシスに陥るようになりました。多分これが小6くらい。

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普通に暮らしている分にはとても楽しい
学生生活だったと思います。
ただ一つ、自分の中にある自分の秘密が
徐々に自分を苦しめていきました。




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絶望の淵まで自分を追い詰めた
僕を救ってくれた言葉
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世間では気持ち悪い存在なんだ。

自分の中にある秘密は、次第に姿を変えていき
いつしか自分の存在に対する嫌悪感になりました。

死ぬのは怖い、でも生きていくのはもっと怖い

『おネェは気持ち悪い』という声と自分の中のモヤモヤはここまで僕を追い詰めました。

どこかに“こんな僕でも生きていきたい”という思いを抱え、当時携帯電話であらゆる情報を調べていくと
何人かの当事者と出会うことになりました。

その人はとても明るくて
それまでの僕のロールモデルにはないような堂々とした人生を歩んでいました。
その中のある人にもらった言葉が
今の僕を生かしてくれている言葉です。


君の全ては、男か女かなの?

この言葉でハッとしました。
僕には信頼できる友達がいて
吹奏楽という自分が好きなフィールドがあって
親がいて、先生がいて。
僕が見ていた世界はとても狭くなっていたのだとその時思わされました。

その後、海外で生活している性同一性障害当事者のことや、国内で特例法があることを知り
僕には見えていなかった
僕の生きる道があることを知り
それが希望となり、今に至ります。


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僕がカミングアウトをし続ける
たった一つの理由とは。
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カミングアウトをする理由、と言ったら
ちょっと大げさかもしれませんが、
僕がずっと思い続けているのは

いろんな生き方、の一つとして

僕の生き方を知ってくれたひとが
自分らしさを出すことや、自己肯定の
一つのきっかけにでもなれればいいなと
そんな風に思うからです。


細かいことを聞かれれば、
いろんな言葉が出てきますし、いろんな理由を並べることもできますが、
大元の理由はコレ。


僕がカミングアウトをする。
こういう生き方してる人もいるのねー。
くらいに捉えてくれたら嬉しいです!

僕は今までいろんな悩みを持った人や
困難にぶつかっている人を見てきました。
たくさん相談もしていただいております。
その中で、ずっと言い続けているのは

もっと外に目を向けてみよう。
出会ってない人と出会ってみよう。
きっと何かヒントがあるはずだから。

ということ。
世の中にはよく

そんな苦しいところからは逃げ出して!

という人がいます。
もちろん、それができるならそれもありです。

ですが、それができない人の場合。
んーたとえば僕のように
性別以外の視点で見ればここは居心地がいい
っていう場所にいる時。
友達も親も好きだから、逃げたくはない。
でも辛い。

そんな人には
世界を変えるんじゃなくて
世界を広げることがいいのかなって。

その世界を広げることに
僕が少しでも役に立つなら、
僕はカミングアウトを続けようって思いますし
誰かのためにならないとしても
僕はカミングアウトを続けていきます。
それは、僕が生きやすくなるためにね。


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さいごに。 
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世の中にはびっくりするくらい
いろんな生き方をしている人がいます。

それはLGBTだけでなく
障害を持った方も、高齢者も
子供も、道行く人も。

それぞれがそれぞれの場所で
ジブンと一緒に生きています。
そして多くの人は過去を持っています。

それは決して順風満帆ではない人も
たくさんいると思います。


もし今、進学、就職、転職など
人生の転機を迎えていたり
あるいは
いじめや生き方のことで悩んでる方がいたら

人と出会って視野と世界を広げるのもいいですよ。

その中の一人として
暑苦しい介護福祉オナベは今日も
カミングアウトを続けていこうと思います。


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多様性のある福祉社会を!
代表 佐藤悠祐 (^ ^)
web:) www.startline-net.jimdo.com

福祉、介護業界に特化した
LGBT研修やってます( ´ ▽ ` )
お問い合わせはお気軽に♪